女性起業家さんに「コンセプトってどうやって決めるんですか?」とよく聞かれます。
毎日発信されていてコンセプトを決めていない方もおられるのですが、決めると発信がブレにくくなります。
コンセプト設計をしっかりすることで、「誰のどんな未来にするためにその商品やサービスを作るのか?」が明確になります。
まずは落ち着いてコンセプトを考えて、自信を持ってビジネスを加速させましょう!
アラフィフ起業女性におけるコンセプト設計とは?
マーケティングにおけるコンセプト設計とは、「商品やサービス、ブランドなどの目指す方向性や価値を明確に言語化し、ブレない集客やセールスなどを行うための土台となるもの」とされています。
ひとり起業でよく陥りがちなのですが、毎日発信することだけがすべてになってしまっていませんか?
マーケティングファネルの「購入=商品」の部分から組み立てていくことで、ブレない発信をすることができると言われています。
「認知」の部分だけが進んでしまっている場合、「売るものがない」「発信している意味がわからない」という状況に陥ってしまうのですが、アラフィフ女性起業家さんとお話ししていると、オンライン講座でもテキストがなかったり、誰かが作ったコピーだったりされることが多いです。
自信を持って活動するためにも、オリジナルの商品としてテキストや資料を作っていくことをおすすめしています。
コンセプト設計のわかりやすいやり方とは?
起業したばかりで「コンセプトを決めましょう!」と言っても、なかなか想像できないと思います。
焦らずに時間をかけて、少しずつ、考えをまとめていくのがおすすめです。
メモやノート、スマホアプリを利用して、思いついた時にどんどん書けるようにしておきましょう。
それでは、どんなことをまとめていけば良いか、順番どおりに詳しく説明していきます。
1.起業したいと思ったきっかけを書く
まずひとつ目のテーマは「起業したいと思ったきっかけ」。
今の仕事を選んだきっかけはどんなことでしたか?
誰のために起業したいと思ったか、どんなことを伝えていきたいと思ったか、少し過去に戻ってみて、起業しようと決めた時の想いを書き出してみてください。
おそらく、ご自身やお知り合いが何かつらい経験をされていたり、何か大きな問題点を感じたからだと思うのです。
あなたの原点を言語化することで、お客さまが抱えているお悩みを深く掘り下げることができるようになります。
2.お客さまのお悩みを書き出す
ふたつ目のテーマは、あなたのところに来てくれるお客さまはどんな人で、どんな悩みを抱えていますか?
子育て、人間関係、恋愛、お金、仕事などなど、いろいろな角度からお悩みを書き出してみてください。
ただ、頭の中でいくらお客さまの悩みを考えても、なかなか想像できないと言われるかたも多くおられます。
実際にビジネスを始めてお客さまに出会ったら、直接お悩みをお聞きすることができるようになります。
それまでの仮のお悩みと思っていただいて構いません。
それでももしわからない時は、ラッコキーワードで調べるようにしています。
実際にGoogleで検索されているキーワードの一覧を見ることができるので、参考にしてみてください。
3.お悩みを解決する方法を書き出す
あなたが持っている、お客さまのお悩みの解決策はなんですか?
お客さまの目線で考えて、書き出してみてください。
ただ、最初に考えた方法がすべてではありません。
私自身、ホームページ作成講座として、約1年間運営していたのですが、ホームページだけではなく、ビジネス全般でのサポートが必要なのだと気づいて、コンセプトも商品設計もやり直しました。
本当の答えは、あなたのところに来てくださるお客さまがお悩みを話してくださるので、今は完ぺきでなくても大丈夫です。
4.お客さまの理想の未来を書き出す
あなたのサービスや商品を手にしたお客さまの未来はどうなりますか?
どんなことができるようになって、どんな風に気持ちが変化していきますか?
例えばですが、私の場合、お客さまの理想の未来は、起業の悩みをなんでも話せるようになって、1日でも長くビジネスを続けて、自信を持って夢に向かってどんどん突き進んでくださる姿を願っています。
あなたがお客さまに描く、理想の未来を詳しく書き出しましょう。
そして、理想の未来を一緒に見ていただけるような発信を心がけていきましょう。
女性起業のコンセプト設計で失敗しない5つのコツ
実は私自身も起業当初はコンセプト設計に苦しみました。
Web起業特有なのかはわかりませんが、求められるものがどんどん変わっていく以上、コンセプトもしょっちゅう変わります。
そして、そんなに簡単に語れるものではないので、実際にお客さまに出会ってからご感想をいただいたり、日々のブログやインスタ投稿から何を求められているかを手探りしながら、日々、書き直すようにしています。
1.人に決めてもらわない
「コンサルがこう決めたから」とか「○○さんの真似っこなんです」と誰かに決めてもらうと、自分のやりたいことからそれてしまうので、どんどん迷子になってしまいます。
コンサルとして「こんな感じのコンセプトでいかがですか?」と提案することはあっても、本当のコンセプトはあなたの中にあり、お客さまが背中を押してくれるものだと考えています。
最初から決め込まずに、実際に集客してお客さまの声を聞きながら、ゆっくり決めていきましょう。
2.わかりやすい表現をいくつか用意する
ライティングの基本として「小学5年生がわかる文章を書く」とありますが、実は私自身、現在リアル小学5年生のオカンです(笑)
少し前に私が思ったことを走り書きしたX(旧ツイッター)のつぶやきです。
わかりやすく説明するには自分がそのことをめちゃくちゃ理解して、かみ砕いて表現せなアカン。
— ナベ子@アラフィフ女性の起業サポート (@nabekosaaan) September 25, 2024
それでも相手にはまったく届いてないから何度も何度も繰り返し疲れ果てても言い続ける😭
リアルに小学5年生にわかる文章を毎日考えすぎて泣いてもたオカン、現場からは以上です🤣(笑)#ブログ書け
リアル小学5年生、思っている以上にわかっていなくて、「これ美味しくないなぁ。もひとつやなぁ。」と言うと、お手伝いしてるゼ!というドヤ顔でもうひとつ持ってきてくれる感じです(笑)
私自身、発信しながらよく陥るのですが、難しいことを説明する時に合う言葉が思いつかなくて、ネット用語辞典に出てくるような専門用語や難しい横文字(笑)を使ってしまいがちです。
普段から、優しい言葉で丁寧に考えることを習慣にすることで、お客さまにも丁寧に説明できるようになります。
いろんな場面でコンセプトを使えるようにいくつか用意しておいて、ホームページ向け、セミナー向け、個別面談向けなど、その場に応じてロングバージョン、ショートバージョンなど使い分けるようにするのがおすすめです。
3.とにかく使う
以前の私もよくお蔵に入れてしまいがちだったのですが、せっかく作ったコンセプト、使わなければ意味がありません。
ホームページはもちろん、SNSやセールスのスライド、チラシなど、いろんなところに何度も書いて覚えましょう。
とにかく使って何度も自分に落とし込むことで、自分自身の行動にもつながっていくのです。
4.お客さまにも覚えてもらえるぐらいに使う
何度も言いますが、せっかく作ったコンセプトなので、お客さまにも覚えてもらえるといいですね!
例えばですが、私のコンセプトのひとつは「アラフィフさんを笑顔にする」です。
いろんなコンサルや起業塾に入って、質問したいのにできず、苦手なパソコン操作と向き合って自信を失くされているアラフィフ女性起業家さんたちが、笑顔で起業を続けて欲しいという願いでこの仕事を続けています。
実際にクライアントさんと出会って感じてきたことを、そのままコンセプトにしています。
自分のことを後回しにしてしまいがちなアラフィフ起業女性が笑顔で起業を続けられるよう、全力でサポートします!
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5.定期的に何度も見直してアップデートする
そんな大切なコンセプトですが、起業初期の頃やコンセプト設計をした直後は考えがしょっちゅう変わります。
定期的に見直して、モチベーションが上がる「今のフレーズ」に書き直してアップデートしてください。
繰り返しアップデートすることで、今のあなたを100%出しきった、ステキなコンセプトができるようになりますよ~!
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